朽葉考集録

めめとちゃんの雑記帳です

雑記・神話と僕ら

何も書いてないと思われるのもアレだし、ちょっとした思考のスパイスを投下したいと思う。 まあ、この言葉は妄言とはしないが、乱雑に書き散らした草稿から使えそうな物を引き抜いて構成を変えただけだ。面白おかしく解釈して、読み飛ばしてもらえば当時の私…

いまさら「遙」考察シリーズ・第三回「うつろわざるもの」

〈まえがき〉 ……「うつろわざるもの」は、遙という「流れていく悠久の時」を締めくくる曲だ。「改」で再編曲された時、特設サイトにはこの様に書かれている。 ―彼女が最後に辿り着いた、"真の結論" 彼女とは、遙のブックレットに描かれている天子のことだろ…

「蒐」感想 〜 その手に全てを!!

あれもこれも書こうとすると、考察記事を書くときの壁になるような気がする。よって、今回も感想は大幅に内容を絞って書くことにした。 ジャケット右下に指、左側、右上にはCDケースらしき枠線。この時点で怪しさが露骨だったが、開いてみると案の定だった。…

掲示板にピン留め。

鮮明なイメージほど、長く残るようにこの身体はできているらしい。忘れたはずなのに、するするとそれは忍び寄る。影か、這う虫か、意識の外側に紐付けられ、長い長い道を引きずられ、磨り減ることはあっても無くなることはない。 迷いや、後悔や、傷の古井戸…

「徒」考察 -ぼくらは夢(幻想)の「旅人達」-

[ロストドリーム・ジェネレーションズについて]「Does that one small step for man really become a giant leap for mankind ?」 ロストドリーム・ジェネレーションズの冒頭にあるこのフレーズは、これを読むような物好きなら分かると思うけど「That's on…

考察メモ・追補編

以前書いた「考察メモ」↓ だが、 https://mmtm.hatenadiary.jp/entry/2019/11/08/184224 これだけでは、僕のやってる考察について誤った見方を抱いてしまうかもしれないと気付いたので、急遽この記事を執筆している。 というのも、歌詞を分析することにおい…

いまさら「遙」考察シリーズ・第二回「悠久の子守唄」

遙の根っこにはレーベル文の「everything will be changed as time goes by.」、つまり「万物は時間の経過と共に変化する」というテーマがあるという事は「ささぐうた」で解説した。 そして、悠久の子守唄を含むトラック7〜9は、この「時間の経過」というギ…

引用についての覚書

自称とはいえ僕も物書きの端くれだから、言葉には力があるって信じている。「言葉はチェインソー、それともrainbow、それともfriend」ってSHU-THEが言ってたように、人を傷付け、あるいは寄り添い…と人に影響を与えやすいのは言葉だろう。それが口から発され…

独白・2

随分前から、同一性の信徒になっていたような気がする。明日も今日と同じ日々が続くと信じて、昨夜夢見た幻想が今夜も広がっていると疑わず。口では「メメント・モリ」って言いながら、心の中じゃ日常が緩慢に流れていくのだと、無邪気に信じ込んでいた。そ…

祈りと呪い・「 /彁」を聴いて

聴くまでに大分時間がかかったので記事を書くのも遅くなってしまったが、ある程度考えが固まったので凋叶棕の新譜、「彁」の感想を書いていこうと思う。ただ、一曲一曲を丁寧に考察し終えたわけではないので、焦点をラストトラック「 /彁」に絞って書いてい…

いまさら「遙」考察シリーズ・第一回 「ささぐうた-ヒガン・ルトゥール・シンフォニー--」

#東方Project大学同人音楽学部凋叶棕学科、という架空の学校のタグがTwitter上に作られましたが、僕はそこの自称「遙ゼミ生」です。今回は僕なりに、「遙」の一曲一曲の歌詞を考察したいと思い、この記事を書き上げました。 第一回は「ささぐうた-ヒガン・…

世界史メモ(古代オリエント編)

【オリエント及び地中海世界について】 [オリエント]…ヨーロッパから見た東方、現代の中東にあたる秋〜冬以外は少雨高温 ↓ 小麦、大麦、豆類、オリーブ、ナツメヤシなどを栽培ティグリス・ユーフラテス川流域、及びナイル川流域で、定期的な増水を利用した…

世界史メモ(太古編)

以前メモ書きにして作ると言っていた世界史関連のまとめを試験的に投稿してみようと思い、今回軽く書いてみた。 今後もこんな形式で進めていこうと思っているので、アドバイス等があれば遠慮なく言ってほしい。もちろん、追記した方がいい内容なども連絡して…

冬の窓辺から。

外はすっかり真っ白に染まって、遙かな山々と川霧、雪と吐く息の色が一致する、厳しい冬が今年も打ち寄せている。生命の温もりを感じさせない、死出の白装束のように凛々しく、そして身を切るように鋭い寒さが肌を貫く。 こんな世界を前にしては、夏の暖かさ…

しょーもない。

"文学が国語の教科書から消える"という話を小耳に挟んだ。僕としちゃ、大いに結構なことだ。筆者の意に沿わない解答の用意……というか、小説の内容に唯一の解を求めたり、文中に明示されているわけでもない、人物の心情を決め付けるなんて事が、既にちゃんち…

「何処より来たりて何処へ行く」

人間ってのは、今日を生きるために生きてるのか、明日死ぬために今日を死んでいっているのかも分からずに生きている。 難儀な生き物だよなぁ。なまじ自我を持ってしまっているから生きることにも苦しむし、時には心を病んだり、自殺だってしてしまう。 その…

「騙」を語る。(後編)

まず最初に、前回からかなーり時間を空けてしまった事を謝罪したいと思う。フォロワーさんに催促されなかったらもう2,3週間くらい空けていたかもしれないので、大感謝である。 さて、前編では「逆再生」の話までしたので、そこから書いていこう。 ……その話を…

「騙」を語る。(前編)

「ぼくらが、歩くこの道が、歪んでなど、いないように。真実はきっと、そう。ただ、まっすぐに、続いているのかー」 「わたしたちが歩いていくこの道が、歪みきってたとしても、進むしかないなら。嘘にまみれたって、生きていく道を選んでも、わたしには、そ…

凋叶棕のすゝめ・後半

正直、前半戦の伸び方が今までの勢いを遙かに越えていて、紹介してるこっちが世の中の凋叶棕好きの多さにビビってます。でもまあ、スタートした企画くらいは最後までやり通しますよ。 「改」まで終わったので、本日は「薦」から行きましょうか。「薦」 同人…

凋叶棕のすゝめ・前半

凋叶棕のアルバムで何がオススメか…っていうのが僕の中での永遠のテーマである。一口に東方アレンジが好きな人と言っても、インスト好き、ボーカル好き、あるいは特定のジャンルのアレンジやキャラのカップリングが好きっていう人もいるだろう。凋叶棕はその…

私的考察ルールブック。

考察好きを自負する身として、自分が考察する上でのルールみたいな物を書いておこうと思う。現在進行中のヨルシカの考察も、ここに書くルールに従って書いているので、そこを踏まえていずれ出るであろう考察を読んでもらえれば幸いだ。 「何度被弾れ満身創痍…

何を言いたかったか忘れた。

僕はあまり身体が強くはない。というか、病気に限ればかなり弱い方に入る。風邪に罹れば大抵39-40度くらいまで熱が上がるし、流行り病には大体罹る。インフルエンザはほぼ毎年発症して、その度に死ぬかと思うくらい辛い。そして、僕は体調も崩しやすい。 生…

雑記・その1。

話すこと、というか他の人との会話が僕は大好きだ。そもそも他人と話す機会が今まで少なかったのもあるけど、自分の知識、他人の知識、あるいは意見、そういった異なる考えをぶつけ合う行為が、根本的に好きなんだな。で、対話っていうのは両者の異なる意見…

考察メモ。

いくら書いても終わらないので、ここにヨルシカの考察のメモ書きを分割して置いておこうと思う。いずれは統合して、一括の記事にできるといいんだけど…【「だから僕は音楽を辞めた」と「エルマ」のトラック順の関係性】 まあ、並べて聴いてる人なら言うまで…

学びっていう果実は、甘い。

勉強ってのは古今東西の少なくない人々が好き嫌いに関わらずやってきた物だし、皆が経験してきた、あるいはしているものだろう。そして、僕も分野によって好き嫌いは分かれるにせよ、さほど好んでやる方ではない。でも、学ぶっていう行為はなんでか知らない…

文通

※詩です。文通 作・おくりびと言葉はいつも群青で 朝、郵便受けへ届く 僕の言葉はブルーグレー 長方形に宿る 距離は大体700キロ 時間に直せば3日間 君を待つ郵便受け 今日も覗いている君の街の 朝焼けも、夕暮れも、大雨も、星空も 君が書くからあるんだよ …

思い出の話。

昔、「死んだらどうなるのか」ばかり気になってた頃があった。いじめられて、心も身体もボロボロになっても黙ってた時だ。結論から言ってしまえば、答えは出なかった。当たり前だよな、人類がずっと考えても分からない"終わりの先"に幼稚な子供が 思索だけで…

音楽が好きって話。

僕が好きな音楽は、ヒップホップ、ネットラップ、ボカロ、東方だ……いや、我ながら偏ってる上に捻れた好みだとは思うけど、好きなものは好きだからしょうがないのだ。 意識して音楽を聴くようになったのは、小学生の頃だったと思う。友達に薦められた東方の二…

神話の話。

僕は幼少のころ、本の虫だった。毎週のように図書館に行っては限界まで本を借り、親に叱られるまで昼夜関係なく延々と読み続けていたものだ。そんな本好きは今でも治っていない。 まあ、今は一日中読書というわけにもいかないし、毎日一冊くらいをノルマにし…

秋が過ぎ去ってく話。

最近になって、ヨルシカを聴くようになった。"だから僕は音楽を辞めた"をジャケ買いしたのが原因なんだけど、最初聴いた時はただただワードセンスと聴き心地に惚れ込んだし、バックにあるストーリーを理解したら余計に好きになった。僕は凋叶棕やフロム脳の…