朽葉考集録

めめとちゃんの雑記帳です

世界史メモ(古代オリエント編)

【オリエント及び地中海世界について】
[オリエント]…ヨーロッパから見た東方、現代の中東にあたる

秋〜冬以外は少雨高温
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小麦、大麦、豆類、オリーブ、ナツメヤシなどを栽培

ティグリス・ユーフラテス川流域、及びナイル川流域で、定期的な増水を利用した[灌漑農業]が行われ、大規模な定住
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高度な文明の発達([神権政治]の発達)

メソポタミア
ティグリス・ユーフラテス川流域の一帯。[セム語系]の民族が定住。のちに[インド・ヨーロッパ語系]民族が進出

[エジプト]
ナイル川流域の一帯。砂漠と海に囲まれて異民族の侵入が少なく、エジプト語系の民族による王国が栄える。

[シリア・パレスチナ(東地中海世界)]
メソポタミアにかけて[肥沃な三日月地帯]を形成。各地との交易の結節点として栄える。

メソポタミア
前3000〜

シュメール人]による、ウル・ウルクなどの都市国家が発達……各都市が各々の神々を信仰し、階級社会を形成する
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前24世紀頃、セム語系の[アッカド人]に征服される

前2400〜

アッカド王国の崩壊後、セム語系のアムル人が[バビロン第一王朝]を興し、[ハンムラビ王]の時代に全メソポタミアを支配する。

ハンムラビ法典]……ハンムラビ王が制定。[同害報復]の[復讐法]。ただし、身分によって刑罰が異なる。

前1700〜

アナトリア小アジア。現在のトルコ)に国家を建設した、インド=ヨーロッパ語系の[ヒッタイト人]がメソポタミアを支配し、シリアに侵入してエジプトとも抗争する。

ヒッタイトの特徴……[鉄器の使用]
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ヒッタイトの滅亡後、世界に鉄器が伝わる

また、ザグロス山脈方面から[カッシート人]が侵入、バビロニアを支配する。

※北メソポタミアに[ミタンニ王国]→シリア方面に勢力拡大するが、ヒッタイトに服属する

メソポタミアの文化

楔形文字]→民族が入れ替わる中、共通語として使用。[ローリンソン](英)が解読。
[六十進法]
太陰暦

古代エジプト

ナイル川の増減水を利用した農業→[エジプトはナイルの賜物]

ナイル川の治水→指導者の[ファラオ]による全国統一

古王国時代](前27C〜)
ナイル川下流域、メンフィスに都
[ピラミッド]の建設が盛ん→ギザの三大ピラミッドなど

[中王国時代](前24C〜)
ナイル川中流域、テーベに都
末期には遊牧民の[ヒクソス]に侵入・支配される

新王国時代](前15C〜)
都は中王国時代と同じくテーベ

前15C〜シリアに拡大、[ヒッタイト]と抗争

前14C〜[アメンホテプ4世]の改革
唯一神[アトン]への信仰を強要
 自身も[イクナートン](「アトンに愛される者」の意)に改名
・テル=エル=アマルナに遷都
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自由で写実的な[アマルナ美術]が生まれる

テーベの守護神であるアモン神の神官団からの脱却を狙ったが、王の死で挫折

・エジプトの文化
太陽神[ラー]を主神とする多神教

死後の世界を信じる
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死後に備えた[ミイラ]、[死者の書

象形文字の[神聖文字(ヒエログリフ)]を使用
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シャンポリオン]が解読

パピルス紙]の使用、[太陽暦]の使用など

【東地中海世界
前13C〜

[海の民]が侵入、ヒッタイトの滅亡、新王国が衰退
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セム語系の、アラム人、フェニキア人、ヘブライ人が進出

[アラム人]
前1200頃から[ダマスクス]を中心に、内陸都市を結ぶ中継貿易で発展→アラム語が国際商業語になる

フェニキア人]
[シドン]・[ティルス]などの都市国家を建設、地中海貿易を独占→各地にカルタゴなどの植民市を建設

ヘブライ人]
前1500頃にパレスチナに定住、一部はエジプトに移住したが、新王国のファラオによる圧政を受ける
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モーセ]の指導でパレスチナへ脱出[「出エジプト」]

前10C頃、[ダヴィデ王][ソロモン王]父子によって栄える→死後は南のユダ王国、北のイスラエル王国に分裂

【オリエントの統一】

前2000年紀〜
メソポタミアに[アッシリア王国]

前7C〜
アッシリア王国、アッシュールバニパル王のもとで全オリエントを征服
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征服諸民族を抑圧、重税を課したために反乱、滅亡

前612年〜4王国分立
新バビロニア王国]…
メソポタミアに興る。ネブカドネザル二世の統治で繁栄、ユダ王国を征服、[バビロン捕囚]を行う
都・バビロン

[メディア]
ペルシャ一帯に興る。
都・エクバタナ

[リディア]
アナトリアを支配、金属貨幣を初めて使用。
都・サルデス

[エジプト]
都・サイス

前550年〜
[アケメネス朝ペルシャ]、[キュロス2世]のもとメディアから独立。

前525年〜
[カンビュセス2世]がエジプト征服、オリエントを再統一

[ダレイオス1世]の統治による全盛期
・[ベルセポリス]の造営
・各州に[サトラップ](知事)の設置
・監察官[「王の目」]、[「王の耳」]を派遣
・国道[「王の道」]を建設
フェニキア人、アラム人を保護→ギリシャと対立

国教…[ゾロアスター教
善神アフラ・マズダーと悪神アーリマンによる善悪二元論
最後の審判思想→ユダヤ教キリスト教に影響
中国に伝播し、[祆教]と呼ばれる